山の茶屋 夕食編 2015/12/24
箱根(神奈川)の旅館『山の茶屋』さん。
小田原厚木道路が一部通行止めになっていて、どうなることかと思いましたが、チェックイン時間15時ピッタリに到着! こちらが今日のお部屋です。
寝心地のいいお布団でした。思いがけず理想的なマットを発見し、同じようなマットを我が家も買おうということに(笑)。
部屋の露天風呂からは箱根の山々が見渡せます。到着後すぐ貸切野天風呂が空いているとのことで、まずはそちらへGO!いいお風呂でした~。
お待ちかねの夕食で~す!まず運ばれてきたのは食前酒。なんとか葡萄のお酒・・名前、忘れちゃった!葡萄の味と香りの濃い美味しい食前酒でした。
こちらの食事は、出汁にこだわっていらっしゃるとのこと。とても楽しみ。期待が膨らみます!
飲み物1杯目はお部屋の冷蔵庫の飲み物をいただきました。神奈川JAのみかんジュースが妙に美味しかった。
来ました!先八寸です。きれいな盛り付けです。
ひと口食べて、ここはお料理美味しい宿に違いない!と思いました。濃い味付けじゃない。出汁や素材そのものが楽しめる繊細な味がすごくいい。
サーモンとチーズの組み合わせがすごくよかった!
ここで生子が食べれるなんて幸せ!上にかかってるこのわたトロロがものすごく美味しいの。
余計な塩分がついてないのがいい。噛むごとに海老の風味がドンドン口の中に広がっていきます。
よくある濃い味のいなり寿司じゃないです。この先のお料理の味を邪魔しない序盤にピッタリの味。出汁が美味しいからかな。口の中に、美味しい余韻がずっと続きます。
これが一番好きだった。ほんのり甘くて、でもお菓子じゃない。和食の味。
ここの料理長さんは意表をつくのがお好きに違いない(笑)!口に入れたら、想像してたのと違う味がして驚いた。美味しい。楽しい。
ダーリンのお銚子一本目のチョイスは「丹沢山」。
出汁がいいのですから美味しいに決まってます!甘鯛の身がしっかりしてて美味しかった。
とろけるような中トロと鯛。鯛は昆布で〆てあるのかな?・・味が芳醇で美味しかった。上は水前寺海苔。海ぶどうみたい♪
ダーリンのお銚子2本目。丹沢山の方が好きだって。
上に乗ってる彩りのパプリカまで出汁の味がする!とダーリン。蕪の煮物は好物なので、こんなに美味しく仕立ててあって感激。
目の前でご飯が炊かれます。ここから20分ほど加熱スタート。
黒毛和牛と、鰤や牡蠣などの素材に餡が掛けられたひと皿。
美味しい炙り。温かいフォアグラソースには生姜が効かせてありました。
上には黒米のおこげも乗っています。餡まで飲み干しました!
かわいい器だよね。きのこみたい♪ふたを取ると・・
酢が浸ませてある大根おろしが、帆立や椎茸と層にしてありました。こんな上品な酢の物初めて!
ご飯も炊き上がりました!
仲居さんが最初の1杯目を取り分けてくれました。
私は白飯!湧き水で炊いてるんだって。
まこんぶの赤出汁。美味しいです・・本当に本当に。
白飯には、明太子と塩昆布が添えられます。こりゃたまらん!
たくあんが美味しくって!
味ご飯って味が濃くて後から喉が渇いたりするけど、そういうことがない。出汁が濃いから?塩分濃くないのに、味が濃い。驚くべき味ご飯。大満足。
和食のお宿は水菓子はシンプルなこと多いけど、ここはスイーツもとても美味しかった。いろいろな工夫をし手間を惜しまない料理長さんなんだろうなと感服しました。
ダーリンがまだ足りないって言うから!作っていただきました。これが、釜炊きのご飯以上に美味しいご飯。梅と昆布。ふんわりにぎってあって美味しかった。ついつい私も1個食べちゃった。
今日のナンバー1!