石葉 朝食編 2020/01/15
湯河原(神奈川)の旅館『石葉』さん。
おはようございます! 今日は1月15日。「小正月」。・・だそうです。私は小正月なるものを知らずこの日に宿泊しました。思いがけず小正月のお祝いをしていただき、とてもいい新年1回目の温泉旅行となりました。
いつもはオレンジジュースかヨーグルトドリンクをいただくところですが、このようなお茶を出していただきました!昆布と梅干し。
いい器だね。ダーリンもいい1年になるといいよね。
私も笑顔で過ごしたい。「泣いても一生 笑っても一生」。それなら楽しく生きないとね!
大変うれしい朝食でした。お正月に、お料理美味しいお宿に泊まったら、どんなお食事いただけるのかなと思っていました。でも繁忙期はお高いからね・・(笑)。だからホントうれしかった。夢がかなった気分でした。
お正月にお屠蘇準備したりすることないから、かなりうれしかった♪ お正月のあれこれって、自分ではやらないけど(ただただめんどくさいことに感じられてしまう・・)、やってもらえるとうれしいんだよね(笑)。
そうそう、こういうの。こういうのを、お宿とか料亭みたいなところで食べてみたかったの!!
いつもどおり、食べ過ぎた翌日のありがたいひと品。
小松菜かな。揚げ。もちろんのこと美味。ダーリンの「ツボ」なひと品。
こういう箸も、久しく見てないねぇ。記念に写真、撮っておこう。
いつもどおり、大きなあさりのお味噌汁♪
つやっつや!
いつもどおり美味しいです。気持ちほっこりするお味です。
昆布巻き。後ろは里芋。きぬさや。昆布巻き食べたの何年ぶりだろう。後ろの里芋が、さりげなくかなり美味しくてビックリした。
揚げた豆腐にかかっているのはゴマダレ。これは過去にも何回かいただいたことあるけど、今回のが1番美味しかったように思ったなぁ。
小正月のお祝いっぽい焼物だね! とろけるように美味しかった。身の味もいいのだけれど、チュルンと脂?が口の中でとろける瞬間が至福。
添えてあったのは柚子。甘く煮てありました。柚子ってこういう食べ方もできるのか・・。美味しかったなぁ。
この昆布巻き、トロトロ! 中もトロトロだけど、昆布もとろけるよう。さすがだな・・というお味でした。
小正月にはあずき粥を食べる習慣があるのだそうです。私は初めていただきました。
たしかに「お粥」です。下はお餅。小豆が入っているのであんこみたいに甘いのかを思いきや、甘くない。お粥は、見た目粒があるのに、口の中に入れると消えてなくなちゃうくらいにトロトロでした!
栗。左は「ちょれぎ」。白と赤、2つ乗っていました。私は栗が大好きで♪ 上品な甘さ。ほどよい歯ごたえ。完・璧♪♪
田作り、白身魚(鯛?)昆布巻き。田作りがサクサクで驚いた!! おせち料理として子供の頃から食べてきた品々。それさえも石葉さんで食べるとこうも美味しい・・。石葉さんの板場の底力を見せつけられたような気がしました。
なます♪
あは。かまぼこがさりげなく紅白♪
食後はふたりともコーヒーで。
デザートはりんご、レーズン♪ コンポートになってるんじゃないかな。レーズンが美味しいシロップを吸ってふっくらもどってる♪
おいしゅうございました・・。前回の蟹プランといい、私、ついてるなぁ。1月15日が小正月だってぜーーーんぜん知らないで宿泊決めたわけだから。私最近、割とついてないと思うことが多いのだけれど、そんなことないみたい。自分の持っている運がすべて石葉さんでの滞在に使われているなら、それでいいです・・というか、それがベストです(笑)。
部屋から見える梅の木に、うぐいすが何度も遊びに来ました。「梅に鶯」。なんといい風情。写真の真ん中あたり、うぐいす撮ったつもりなんだけどなぁ。もう少しズームできるカメラだとよかったんだけどなぁ。
うぐいす、大きな声で「ホーホケキョ」と鳴くから、もっと大きな鳥なのだと勝手に想像していました。実際には、スズメほどの小さくてかわいい鳥で、咲いている梅の花ひとつずつ、器用に体をくねらせ、蜜を吸い、また飛び立っていきました。
鳥って、つがいで行動するのかな。大抵2羽で、追いかけっこするかのように飛び回ってる。このうぐいすもやってくるときは2羽。一緒にやってきて、おのおの蜜を吸い、1羽飛び立つと追いかけるようにもう1羽も行っちゃう。
鳥は仲いいなぁ。・・・ウチもね。大抵つがいで行動してる(笑)。一緒にいてぜんぜん飽きない。夫であり、先輩であり、親友であり、兄貴のようでもあり。苦楽を共にしてきた同志であり、この人のためだったらと思える世界でたったひとりの人であり・・。これからも、仲良く石葉さんに来れるといいよね。