修善寺石亭 鬼の栖 夕食編 2017/05/30
今日はダーリンと修善寺へ温泉旅行。待ちに待った『鬼の栖』!ゆがわら石亭が大好きな私たちとしては、一度は行ってみたいと思っていた宿。部屋で和菓子と抹茶をいただきました。
到着後、最初に驚いたことは、浴衣のサイズを聞かれていないのに、私たちにピッタリのサイズの浴衣が準備してあったこと。いつの間に? ここから鬼の栖さんでのそれはそれは素晴らしい滞在が始まりました。
炭酸がよく効いていて、澱もある。飲みやすい・・という感じのビールではなかったそうです(笑)。
そして、夕食に備えて、ダーリンのお酒セレクトタイム! 新潟のお酒が好きなダーリンですが、今日は静岡で攻めるそうです。
海煎鮑、アスパラ、梅酢。美味しかった! アスパラがシャキシャキ。鮑ももちろん旨い。そして、梅酢がいいお味。
んー美味しそう♪
合鴨スモーク、粒マスタード。美味しいです!
いか酒盗、卸し柚子。こりゃたまらん!
粽寿司。煮穴子と鯛。
あんまり美味しかったから、先附もう1枚! 下が鮑。
食べてるうちに、すぐやってきた飲み物。私は炭酸水。
ダーリンの日本酒。『花の舞』からスタート。淡麗辛口、食事によく合うお酒だったそう。
そしてこのタイミングでお品書き登場! 早々着席していた私たちを待たせないように、先に食事を準備して、後からお品書き持ってきてくれたんだぁ。
お客さんの立場に立った臨機応変のサービスが素晴らしい!とひそかに感動。
粽寿司の鯛! 美味しいです! しかも、ほどきやすかった。こんなところにも、細やかな配慮!とこれにも感動。
いか酒盗。あんまり美味しかったからアップで。
お花があまりにも素敵だったのでここで1枚!
鮑しん薯(「しん」は米辺に参)。あやめ独活、花びら人参、三ツ葉、口木の芽。
独活がとてもいい。薄く切ってあるんだけど、歯ごたえも香りも味も、独活を感じる薄さ。素材の味を大切にしている味。感動。
鮑がプチプチと入っています! いいお出汁♪
ダーリンの2本目は『脇田屋』。これも食事に合う淡麗辛口だそう。でも『花の舞』の方が好みだったみたい。
盛り合わせ 伊豆近海。紅芯大根、莫大海、山葵。黒ムツ、こう烏賊、鮪の盛り合わせでした。
黒ムツ。ムチムチしてる!美味しい!
こう烏賊。肉厚で甘い。美味しい烏賊だ。
鮪。これが絶品!!中トロかなぁ・・。口当たりなめらかで、舌に乗せるとチュルンととろけます。
鮪をつけると、脂が浮くの。山葵多めにつけて食べるのが最高。
美味しかったからもう1枚!
目鯛塩焼き、栄螺玉味噌焼、蚕豆煎雲丹、煮梅、茗荷。
目鯛。身が厚くて、プルンとしてて・・たまらん!
栄螺玉味噌焼。美味しかった~! 玉味噌っていうのは、玉子の黄身と味噌なのかな。コクがあってなめらか。焼き色ついてて香ばしい。
蚕豆煎雲丹。美味しい! ほんのり甘かった。
煮梅。絶品!! こんなにまん丸だから、皮がしっかりしているのかと思ったら、皮までやわらか。ちゅるーんと口の中で溶けちゃう。焼物に添えてあるもので、こんなに美味しいの、初めて食べた。
『徳太郎』(醸造)。この日飲んだお酒の中で、一番好きなのはコレだったそうです!
これは参考までの1枚。上ふたつが最初に飲んだお酒。
栄螺玉味噌焼。美味しいからもう1枚! 大きな栄螺は身もしっかり。栄螺のお尻のミソのところも、食べやすく取り出してあった!味だけでなく、食べやすさもカンペキ。
筍含め。金目鯛酒蒸し、蕗、麩、木の芽。
こういう筍食べたかった!という味でした。金目鯛も身がふっくらしてて、素材もいいんだろうなぁと思うような味。
うん、美味しかった!もちもちしてて、食感がいいです。
葱とは思えない美しさ。
『徳太郎』(純米)。このお酒をオーダーしようとしたら、仲居さんが先回りして持ってきていたというウルトラサービス! その前に交わした会話から推測して準備してくれていた模様。離れの部屋まで運ぶのには時間がかかるから、お客さん待たせないような気遣いや工夫をすごくしてるんだろうな・・と驚嘆。
・・で、いただいたのはこのお酒。こちらの方がグレードは上のようですが、ダーリン的には、ひとつ前の醸造の『徳太郎』の方が料理に合ったって。おちょこがラベルとお揃いみたいになってる!
鱚うつ衣、白魚あられ、たらの芽。抹茶塩、美味出汁。きれい。そして揚げたて。美味しかった~!
美味しいお出汁でした。白魚あられの方をつけて食べるのが好き。
鱚は抹茶塩が美味しかった。抹茶塩さえ、いつものとは違う気がする。きめが細かくサラサラしています。
美味しい赤だしでした!!
美味しかった~!
釜炊きだそうです。おこげが少なくて、ものすごくうまく炊いてある釜炊き御飯だと思った。
小玉西瓜、小豆ミルクプリン。
十分に甘く熟した西瓜でした!
美味しかった~! 最後の最後までカンペキに美味しい食事でした。
残った筍御飯をおにぎりにしてくれました!
こちらのお料理は、『会席』でも『懐石風』でもなく、本物の懐石料理だと言えるんじゃないかな。こんなに美味しいお料理食べたことない!と思うくらい美味しかった。鬼の栖に来て本当によかった♪
今日のナンバー1!