御宿かわせみ 夕食編(17回目) 2018/12/25
12月25日。クリスマス♪ 今年も1年お疲れ様でした!ということで、ダーリンと福島 御宿かわせみさんへ。
今日は、クリスマス。ウェルカムドリンクは、いつもの抹茶のほかに、シャンパンも選べるのだそう! これは思いがけないサービス♪
ダーリンはシャンパン。
私は抹茶。
添えられていたお菓子は「吾妻のわたすげ」。シャンパンにも抹茶にも合うお菓子。さすがです。
クリスマスっぽい演出があるとは知らなかった! なんだかうれしい。湯上りサロンには、クリスマスツリーが飾ってあって、とてもきれいだった♪
中はアーモンドのクッキー! かなり私ごのみのお菓子でした。
部屋でお煎茶とお茶菓子をいただきました。
今日は「ゆべし」を用意してくださっていました!
飯坂温泉のゆべし♪ 周りがやわらか。中にはあんこ。噛みしめると口の中で、東京風のみたらし団子みたいな味になる!
今日のお煎茶も美味しかった♪ ダーリンは部屋風呂。私は大浴場へ。
そしてお待ちかねの夕食!
サンタクロースだ!
大和川「いのち」。
美味しかった! でも私の好み的には「かわせみ」とか「伊兵衛」の方が好きかなぁ・・これは、今後のためのメモ♪
香箱蟹のブッラータ和え。蟹の香り。
ダーリンの燗酒。「穏」。
香箱蟹。ジェリーがかかってる。プチプチしてるのは内子かな。食感は、プチプチと通り越してシャキシャキでした。
上はちしゃとう。
ブッラータチーズ♪ モッツアレラみたい。癖がない。ミルキーな味。
香箱蟹と一緒に食べるとクリーミーさプラス。
鮃かぶら博多。
千枚蕪の間に、平目、「塩麴おねば」、トリュフが挟んである。断面が「博多帯」のようなところから来ている名前なのだそう。
キープしておいたダーリンの焼酎。「巌窟王」。
先に「鮃かぶら博多」を食べ終え、香箱蟹でチビチビ飲んでるダーリンを横目に、私はここで、香箱蟹フィニッシュ。かわせみさんのお料理には流れがあるから、1品ずつ順に食べていくのがベストというのは、私の個人的なこだわり♪
手前は菊花。甘酢漬け♪ かわせみさんの菊花は旨いんだ。左は芹かな。出汁が浸みてて美味しかった。
トリュフソース!
上のトリュフソースと、蕪にはさまってるトリュフがうまい具合につながってると思う。
トリュフを感じると口の中が洋風になり、蕪や鮃を感じると和風になる。味の変化が楽しかった!
フォアグラ柚香糝薯 白味噌仕立椀。
わお!フォアグラ団子♪
上には辛子。辛子がこのお料理に良く合っていました。
白味噌に浮かぶのは、クレソン!
下には根深豆腐。白ねぎのお豆腐! 豆腐というよりは、お餅みたいな食感♪ メチャクチャ旨かった。
フォアグラ~! フォアグラ真薯は2度目。和風のお椀として違和感ないから不思議!!
根深豆腐とフォアグラを一緒に食べると、白ネギちらしてあるお椀みたいな味になる!
根深豆腐だけしみじみ味わってみたくなったの図。ちゃんとねぎの味。ねぎの香り。これ気に入った!
ダーリンのお酒。「かわせみ生酒」。冷や酒で。
師走の盛り合せ。
「茅の輪の支柱をはずして、お料理をお祓いして、どうぞよいお年をお迎えください・・という演出でございます」とのことでした! うれしいね、かわせみさんのこういう演出が。かわせみさんもよいお年を!
焼白子 葱味噌のせ。
チーズゆべし。柚子釜の中にクリームチーズかなぁ・・。皮まで食べられるの。デザートみたい♪
焼穴子と冬トマトの最中。
中には、焼き穴子とトマトのソース。白菜。
自家製の新唐墨。
虎ふぐ唐揚。
冬鴨ロース ソース煮。
かわせみ皆勤賞の2018年でした。来年は、雑務でいろいろ忙しく、皆勤賞とはいきそうもない。中年時代も佳境の私たち。遊べるときにうんと遊んでおこう!と毎月かわせみ来てよかった。家計は破綻してるけど(笑)悔いなし!
かわせみさん食べる~? ダーリン作。唐墨は、大根に挟んで食べるのが最高に美味しい!の図。
焼白子 葱味噌のせ。これは幸せな味。表面ムニエルみたいに焼いてある。香ばしくてパリパリ。そして中がトローンとクリーミー。葱味噌との組み合わせも絶妙。
冬鴨ロース ソース煮。本当にソースで煮てある味がしててビックリした! 思いがけず美味しかった!!
虎ふぐ唐揚。プリプリ! 文句なくうまい。
最後まで残しておいたのはコレ!
本鮪 と 虎ふぐ。
本鮪。大間じゃなくてちょっと残念だったけど、それでも十分美味しかった!
本鮪は土佐醤油で。
虎ふぐ。
虎ふぐは自家製ポン酢で。美味しいポン酢です♪
まずは虎ふぐから。ねぎが巻いてある。身がコリコリシコシコ。美味しい!
皮もうまい!
ゼラチン質のここも美味しいんだよね。コリコリ、プリンプリン、プルンプルン。
虎ふぐが美味しいので、先に鮪を食べる作戦に変更。赤身。美味しかった。
中トロ。口の中でトロンととろけました!
ふぐってホント美味しいね。お造りの1品としていただけるのもいいな、と思う。いろいろ食べたい我が家としては、ふぐ尽くしみたいな料理よりこっちが好みかもね・・とダーリンとも意見一致。
天然九絵と仙台牛 新蕎麦ポタージュしゃぶ。
蕎麦ポタージュ。蕎麦湯の濃いやつみたい、とはダーリン談。九絵のあらが入っています。
お肉が美味しそうで美味しそうで・・!
九絵はお刺身でも食べれる鮮度だそうで、ちょっとしゃぶしゃぶするだけで食べれます。
水菜とねぎも入れてみる。
ちり酢。美味しかった!!
ダーリンの仙台牛!! 新蕎麦ポタージュがからんでいます。
こちらは私の九絵。厚いです。伊豆で食べた金目鯛のしゃぶしゃぶを思い出した。しかし、それより白身の味が濃い感じ!!
そして仙台牛も食べてみる。これは絶品に美味しいしゃぶしゃぶです。口に入れる直前、ふわ~っと蕎麦のいい香りが鼻孔をくすぐります。そして、口の中でとろけるお肉!
ねぎと水菜も、ほんのり蕎麦の風味。このしゃぶしゃぶすごい!!
負けてなかったのが、この九絵のアラ。
アラとはいっても、しっかり身がついてて、プリプリ、ホロホロ、チュルン。たとえて言うなら鍋によく入ってる鰈をもっと美味しくした感じ。
九絵は、加熱した方が、味が濃くなるような気がする。最高に美味しい白身魚だなと思った。
ちり酢と仙台牛。肉の表面がポタージュでコーティングされ、肉の旨みがまったく逃げてません。加熱され過ぎず、レアな状態が続くのもいい。薄切り肉とは思えないほど、肉の味をしっかり感じる。
仙台牛をしゃぶしゃぶしてるの図。肉がポタージュのネットリ感のおかげで、箸から離しても、うまい具合に浮いていて、下だけ加熱され、上がレア。
九絵をよく加熱して食べてみたいと思ってやってみたの図。しゃぶしゃぶするより、九絵の味をしっかり感じるような気がする。
こちらは九絵、最後の1枚。これはしゃぶしゃぶで。中がレア!
生涯で食べたしゃぶしゃぶの中で、最も美味しいしゃぶしゃぶでした。上質なお肉と九絵。新蕎麦ポタージュのとろみで、旨味が閉じ込められ、そこに蕎麦の風味がほんのりプラス。忘れられない吟味特選のひとつになりそう。
最後は、蕎麦湯を飲むように、ちり酢と一緒にいただきます。全部飲み干しました! 美味しかった。
林檎のソルベ。
林檎100%で作ったソルベだそうです!福島は今、林檎の最盛期。かわせみさんへ向かう道にも、りんご農家がたくさんあるね。
甘味を足してないのが信じられないような甘さ。でも自然の甘みだからだと思う。後味がいい。「口替わり」と言うにはもったいないくらい。デザートとして完成されているソルベでした。
百合根金団。
百合根のきんとん! 中には海老団子。アツアツ!
上はわさび。百合根が甘い! タップリの百合根。贅沢だね。
なんでだろう。シュウマイ食べてるみたいな錯覚に陥る(笑)。
牡蠣御飯。
白菜と、たまり漬けのおろし和え。
牡蠣ごはん!
牡蠣ご飯には、三つ葉がグー。
牛蒡豆腐ともずく。美味しかった!! 牛蒡豆腐が、お餅みたいにプリンプリン。味はごぼう!
大きな牡蠣が、食べやすいように切ってあります。
三つ葉も合います!
ごはんだけ食べると、生姜の風味をよく感じる。上に乗ってる牡蠣と一緒に食べると、口の中、牡蠣の風味が広がって、ご飯と一体感が生まれます。
美味しかったからもう1枚。美味しい牡蠣ご飯でした。
ビーツのスフレ。手前はラフランス。
ほうじ茶。
ラフランスは食べごろ♪ 美味しかった!
ビーツのスフレ♪ 温かいデザートです。お皿も温めてある!
粉糖。抹茶ソース。抹茶ソースが黒っぽく見えるけど、赤と白と緑でクリスマスカラー♪なのだそうです。
温かいデザートは初めて♪
ビーツのスフレにはやっぱりコーヒー! 今日も仲居さん、コーヒーサービスしてくれてありがとね。
今日のナンバー1!